LLCリザーバータンク交換                            2010/2/13
                                                   89,096km

2009年秋頃、LLCリザーバータンクのホース継ぎ手部分
から、僅かにですがLLCのお漏らし形跡が見つかりました。


画像は作業途中でLLCを抜いた状態の物です。
場所は樹脂であるタンクと口金の接合部分から!
LLCタンク内は結構加圧状態になりますので、
経年劣化した接合部分からLLCが漏れるように
なったのでしょう。
まず初めに、タンク内のLLCを抜きます。
画像はラジエーター左下のドレーン部分です。

赤矢印のコックを緩めると、青矢印のドレーン口からLLCが
出てきます。

コックは、大きめのマイナスドライバーや、
ホースバンドプライヤーなんかを使って開閉できます。
ドレーン口にこんな感じでホースを取り付けておいて、
タンク内のLLCが空になる程度だけLLCを排出します。
LLCに接続されてるホースを外します。ホースバンドは、
マイナスドライバーよりも、1/4の7mmソケットでレンチで
緩めた方が作業性がいいです。
クーラントレベルセンサーも刺さっていますから、
配線コネクターを外すのと、センサーを固定している
スナップリングをスナップリングプライヤーで外して
おく事を忘れずに!
コネクターとスナップリングを外した後の拡大写真です。
タンク底側にも、ホース接続部があるので、これも
外さないとタンクが取れません。
外したタンク裏面です。
ここのホースは以前購入してありましたから、
もちろん交換してあげます!
引き抜いたレベルセンサーです。
LLCが少なくなると、フロートが動く事によって警告を
出してくれる構造です。
長年の汚れがわかりますよね。
せっかくなので、センサーも綺麗にしてやって、
Oリングも新品に!
新しいタンクを装着したところです。
元はこんなに白いんです。96年式で既に14年経過
してますから、そりゃー茶色くなりますよね。
元のタンク、お疲れ様でした!

新品は、綺麗過ぎてエンジンルーム内で浮いて
しまっている・・笑

ホース接続忘れ、バンド閉め忘れがないかを確認してから、
LLCを補充してやります。
およそ2.8Lほどで適正レベルになりました。

  ※ 交換後、走ってから各所の漏れがないかをよく確認しておきましょう!
  ※ 必要な工具は、マイナスドライバー、7mmソケットレンチ、スナップリングプライヤーなどです。
   
   綺麗になりすぎましたが、これでもう10年は安心かな!?
   この作業をしていたおかげで、実は他の不具合の原因を見つける事ができました。
   それはまた次回の報告という事で!
   
   自己満足度:90点!!

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